堕落繊細大学院生のつぶやき

日々感じるあれこれを思うがままに書くブログです。

24歳になりました

誕生日ということで,何かを残そうと思い立ちPCを開きました.

 

といってもあまり実感はないのですが.

 

 

23歳は本当にたくさんいろんなことがありました.

 

まずは就活.

 

一年前はまだ未来のことなんて何も見えなくて,自分に自信がありませんでした.

 

研究もうまくいっていなかったしね.

 

でも,目の前の面接をとにかく一つ一つ全力で取り組んで,公務員試験の勉強を頑張って,そんなことをしている間に気づいたら内々定を複数もらい,国家公務員の総合職の官庁訪問も通っていました.私が必要とされていないと感じていた世界は私を必要かもしれない,と思ってくれた,そのことは私を少し安心させました.自己肯定感.

 

自分に何ができて何ができないのかわかったこと,できることをどのように伸ばしできないことをいかに避けるか,それを学べたのは非常に大きかったと思います.

 

 

そして修論

 

自分の誕生日が修論審査会なんて,と思ったけど,でも恐らく人生で一番苦悩した「研究」を審査される,一定の評価をもらえる,ということが誕生日プレゼントとは粋だな,と思いました.

 

結局最後まで研究は好きにはなれませんでした.胸を張って発表ができたわけでもありません.大学院なんかM1でやめてしまってもよかったと実は今でも思っています.でも最後の一か月に自分でいろいろ考えながら実験したり,自分で調べながら修論を書いたりしたことは,私に自分でもできるのだという自信と,死に物狂いで戦う戦い方を身につけさせてくれました.あのときやめてしまってもよかったけど,通い続けた意味がなかったとはおもいません.

少なくとも一年前の自分より今の自分はずっと好きです.

 

 

さて,せっかくなので24歳の抱負を綴ろうと思います.

 

色々な人の支えのおかげで私はようやく「余裕」というものを手にできるようになりました.だから,その余裕で周りの人の感情をすくいとりたいと考えています.

 

今はまだ,自分の物差しでしか考えられないし,自分に利益がある行動しかとることができないけど,せめて自分が大切だと思う人に対しては心から無償の愛が与えられるようになりたいと考えています.

 

思考はトレーニングでいくらでも変えることができると,いろんな人に教えてもらいました.なのでいつかきっと,無償の愛が注げるようになると信じて,かりそめの愛を育てていきたいと考えています.