堕落繊細大学院生のつぶやき

日々感じるあれこれを思うがままに書くブログです。

春の入口

レミオロメンの「3月9日」の「流れる季節の真ん中で ふと日の長さを感じます」という歌詞,私はとても好きだし,面白いなぁと思っています.

タイトル通り3月9日ごろになると,日が伸びたなぁと感じるんですよね.

 

今年は少し早いけれど,今日「あ~日が伸びたなぁ」って感じました.

これを書いているのは夕方5時なのですが,ふと外をみると暗くはなっているものの,12月ごろみたいな何も見えない暗さではなくなっていることに気づきました.

 

こういうふとしたタイミングに季節の変化を感じるのはとても贅沢な気持ちになります.そしてそのたび将来は四季を存分に味わるような仕事をしたいなぁと思ったりします.

 

 

私の一番心に残る「3月」は高校3年生の3月です.

国立大学を受験した私は,2月26日に受験を終え,結果を待つのみの状態でした.

落ちたか受かったか,思ったよりドキドキはしていなくて(落ちたら悔しいけど地元は慣れないで済むし,受かったらうれしいというどっちに転んでもそれなりに幸せな状況だった),解放感に浸っていました.

 

高校の友達,中学の友達,いろんな友達と遊んだ3月.

思い出せばキリがないけど,個人的に一番記憶に残っているのは実家を出る3日前,一人で渋谷に行ったことです.

 

といっても,渋谷のTSUTAYA関ジャニ∞の全シングルを借りてパソコンに取り込んでその日のうちに返却するというあほムーブとか,ジャニショで写真買うとか,蒙古タンメン食べに行くとかそういうことしかしていないんだけど.

 

友達と遊んだ記憶より鮮明に残っていると,友達に言ったら引かれそう.

 

なんでこんなにはっきりと覚えているのか,正直わからないけど,たぶん何も知らない土地を自分が思うままに歩くことがすごく楽しかったんだと思います.

一人でいるときの私の感情は私だけが占領できる感じがするしね.

 

もうすぐ実家をでなければならないさみしさと,新生活への期待,何にも縛られない自由な時間.あの一日は本当に贅沢な一日だったと思います.

 

とりとめのない文章になってしまいました.

 

就活とか研究とかに追われているので,私が気持ちよく3月を迎えられるのは来年に持ち越しとなってしまいそうなのが残念だけれど,来年はもう一生分遊んで一生分の思い出を作ろうと思っています.

 

来年の3月,笑えていることを祈って.